よくわかる生コンの受入検査品質管理

  • 3,850円(税込)
 コンクリート工事で使われる生コンは、工場で製造されて現場まで運搬され、受入検査に合格してはじめて施工できる。合格するための品質管理とともに、その受入検査が正しく行われることが重要だが、JIS の試験方法は,作業手順が比較的容易で特殊な使用装置・器具類も少ないものの,装置・器具類の整備不足や軽微な作業手順の間違いなどにより試験結果に大きな影響を及ぼす可能性もある。また,これから生コンの受入検査や品質管理に関わる技術者や技能者にとって,JISの規格の原文やJASS 5などの仕様書,これまでのコンクリートの知識に関する出版物はとても難しく思えるものになっている。
 本書は,はじめて生コンの受入検査や品質管理に携わる人にもできるだけわかりやすくするために,コンクリートに関する知識,生コンの受入検査・品質管理に用いるJISの試験方法およびJASS 5(日本建築学会・建築工事標準仕様書・同解説JASS 5鉄筋コンクリート工事)におけるコンクリートについて所々にマンガを入れて解説している。なお,本書は,2024年に改正されたJIS A 5308と2022年に改正されたJASS 5に対応している。

著者:中田善久・鈴木澄江・一瀬賢一
体裁:A5判 247ページ
価格:3,850円(税込)

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<主な内容>
コンクリートに関する知識
コンクリートとは
コンクリートの材料
コンクリートの配合(調合)
コンクリートの各種強度
コンクリートの性質
鉄筋コンクリート工事に関する知識
生コンの検査・品質管理に用いるJISの試験方法
技術者倫理と生コンの受入検査に必要な資格
生コンの品質管理・製品検査と受入検査
コンクリートの検査に用いるJISの試験方法
JASS 5におけるコンクリート
JASS 5におけるコンクリートの種類および品質
JASS 5におけるコンクリートの調合
JASS 5におけるコンクリートの発注と受入れ
JASS 5における施工に関わる事項
JASS 5におけるコンクリートの品質管理および検査
JASS 5における特殊仕様のコンクリート
さくいん

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